仮想通貨に興味がない方へ2
興味がなければアクセスもしないであろう人々の潜在意識に直接語りかける(笑)2
影の薄い仮想通貨
仮想通貨といえばビットコイン/BTC。あとは漠然としてわからない、という方もマイニングという言葉は聞いたことがおありかもしれませんね。ビットコインのマイニングは電力不足の時にはその熱さに反して冷ややかな意見が多かったようですが、電気代の高騰でやめた人もたくさんいるそうです。そのイメージが独り歩きするせいか、私がスマホでマイニングをしてると言うと、熱を持ちすぎて燃えるんじゃないかバクハツするんじゃないか、通信量がバカにならないでしょ。なんて心配されたこともあります。
BTCだけじゃないでしょー。と笑うところかもしれないけど私自身も仮想通貨を始めるまでは何も知らなかったものです。NFTアートに興味を持って「ふむふむ、NFTの出品にはイーサリアムというのを買わねば」とノート2冊作って勉強し、出品できた満足だけで一旦終わり。残ったETHをどうしようと悩みやっと「これはビットコインの親戚みたいなもの?NFTもそうなんだ?」つまり仮想通貨という認識がほぼなかったわけです。
買ったら売って儲ける仮想通貨。それくらいしか「することないじゃん」。何の知識もないままいつの間にか、ここでこんなにアツく語っているのが自分でも不思議です。半ばWebで口糊をしのいできたのに仮想通貨はWEB3.0と聞いてもほぼピンと来なかったですね。ざっくり言うとWeb1.0はHP作ったら見てもらうだけ、CGIの掲示板くっつけてコミュニケーションした時代です。Web2.0はSNSでの双方向コミュニケーション、これは私も作れませんし、FacebookやX/Twitterなどの胴元を介します。そしてWeb3.0はSNSのような中間がなく、これぞブロックチェーンの上で仮想通貨も動かせるやつです。
他に仮想通貨の何かを知らない。何も知らない。きっと私だけじゃないはずです。もっと相応しい言葉を見つけました『眼中ない』です。どうでしょう、心当たりがありませんか?もうわけがわかりませんよね。いったん、Web3.0は忘れましょう。太刀打ちできないものはスルーでいいんです。DAOなんかまったく知りません。
片足を入れてみるとわかるお風呂の温度と同じように、始めてみると〇年前からやってます、というベテランがたくさんいるのに驚きました。今までどこにいたんですかと聞きたくなるほどですが最初からここにいたわけで、つまり興味のない人にとって仮想通貨というのは極端に影の薄い存在なんだと思います。
ここ数年で私より若い世代の同業者が数名他界されました。仮想通貨を触らないまま死んじゃうなんてもったいない。いいえもちろん私の知らない世界を堪能されてあの世へ行かれたはずです。だって興味は人それぞれですし私だって2022年2月まではカケラも知らない口でした。風船にプチっと穴を開けたら飛んでった。追いかけてったら着いちゃった、それがここというだけの話。
あなたの風船が飛んでくるか、あるいは私の飛ばす紙飛行機があなたの足元に届く日がこの先あるかもしれませんね。決してお誘いはしませんが、仮想通貨は深くおもしろいです。